片づけの読みもの
台所の引き出しを開けやすくする
台所の引き出しは中身を減らすだけでなく、引く動作を邪魔する高さと重なりを整えると毎日の料理が楽になります。
急いでいる朝ほど引っかかる
朝の卵焼き用に菜箸を取ろうとしたら、引き出しが途中で止まり、少し持ち上げながら開けることがあります。中でお玉の柄や計量スプーンが重なって、ほんの数センチの動きを邪魔している場面です。
引き出しの中がいっぱいでも、普段はなんとなく使えてしまいます。けれど急いでいるときほど小さな引っかかりが目立ち、料理の流れがそこで切れてしまいます。
高さのあるものを横に寝かせすぎない
引き出しが止まる原因は、量よりも高さのことがあります。泡立て器やピーラーの持ち手など、少し厚みのあるものが上に重なると、閉めたときに内側で押されます。
よく使う細長い道具は、浅いケースで向きをそろえると引っかかりにくくなります。寝かせる場合も、柄の向きを同じにするだけで重なりが減り、引く動きがなめらかになります。
毎日使う道具だけを手前に残す
手前の一番取りやすい場所には、毎日使う菜箸、キッチンばさみ、計量スプーンなどを置きます。たまに使う栓抜きや型抜きが同じ場所にあると、必要なものを探す動きが増えます。
奥のほうには使用頻度の低いものをまとめ、取り出す回数を減らします。手前が軽くなると、引き出しを少し開けただけで用が足りる日が増えます。
余った仕切りで逃げ道をつくる
仕切りケースをぴったり並べると整って見えますが、少しの余白がないと戻すときに詰まりやすくなります。小物が増えたときの逃げ道を残しておくと、乱れが一気に広がりません。
空いた細いスペースには、輪ゴムやクリップなど軽いものだけを入れます。重い道具を余白に押し込まないと決めておくと、引き出しの開け心地が保ちやすくなります。
料理の始まりを止めない引き出しへ
台所の引き出しは、見た目の整列よりも手が止まらないことが大切です。開けるたびに少し持ち上げる状態がなくなるだけで、料理前の気持ちは軽くなります。
次に引っかかったときは、その場で一つだけ向きを変えるくらいで十分です。小さな直し方を重ねると、毎日使う引き出しは少しずつ素直に開く場所になっていきます。
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